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レインズとは?売主が知るべき基礎

  • 2025年12月12日
  • 読了時間: 4分
レインズとは?売主が知るべき基礎

マンション売却を進めるうえで必ず登場する仕組みが 「レインズ(REINS)」 です。レインズは、不動産会社間で物件情報を共有するための公的システムであり、売却のスピードや透明性を大きく左右します。

しかし一般の売主には仕組みが分かりにくく、「名前は聞いたことがあるけれど、何をしているのか分からない」という声も多いものです。

この記事では、第三者目線でレインズの役割・仕組み・売主が知るべきポイントを分かりやすく解説します。

マンションの価値を否定する意図は一切なく、売主が安心して売却できるようにするための基礎知識としてご活用ください。



レインズとは?法律で運営される“物件情報共有システム”

レインズ(REINS)は、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営する、業者専用の物件情報データベース です。

目的は、

  • 売却情報を全国の不動産会社に平等に共有する

  • 適正な価格でスムーズな売買を実現する

  • 情報の偏りや囲い込みを防ぐ

といった、公正な不動産取引を守ること。

売主や買主は直接見ることはできませんが、登録証明書を通じて“正しく登録されたかどうか”は確認できます。



レインズがなぜ重要なのか?売主にとっての3つの効果


効果1:全国の不動産会社があなたの物件を紹介できるようになる

レインズに登録することで、全国の不動産会社があなたのマンション情報を見ることができ、買主を探すチャンスが一気に広がります。

これは「広告の幅が広がる」のと同じ効果があります。


効果2:囲い込みの防止になる

囲い込みとは、特定の不動産会社が“自社の利益のために”他社への紹介を止めてしまう行為です。

レインズ登録があると、

  • 他社が物件情報を見られる

  • 他社からの紹介依頼が増えるため、囲い込みが起きにくくなります。

これは売主にとって非常に重要なポイントです。


効果3:市場価格に合った売却活動ができる

レインズには膨大な成約事例が蓄積されており、査定価格の根拠となる重要なデータです。

正しい情報を基にした販売戦略が立てやすくなり、売却価格が適切に設定される効果があります。



媒介契約ごとのレインズ登録期限(売主が知るべき義務)

媒介契約によって、レインズ登録の期限が決まっています。

媒介契約の種類

レインズ登録義務

登録期限

一般媒介

義務なし(任意)

なし

専任媒介

義務あり

7日以内

専属専任媒介

義務あり

5日以内

※ 売主は登録義務はありませんが、仲介会社が登録したかどうか確認する権利はあります。



レインズ登録証明書は必ず確認すべき

担当者から「登録しました」と言われても、口頭だけでは判断できません。

売主は、レインズ登録証明書(物件登録証明書)を見せてもらうことができます。

確認するポイント:

  • 登録日

  • 物件情報が正しいか

  • 写真が適切か

  • 金額に誤りがないか

これにより、情報が正しく公開されているか確認できます。



レインズで“囲い込み”を見抜くことができる

囲い込みの典型的なサインは以下の通りです。

  • 他社からの内覧依頼が「入っていない」と言われる

  • 内覧数が不自然に少ない

  • 反響に比べて売却が進まない

  • レインズ登録の証明を見せてくれない

透明性の高い担当者であれば、レインズ情報を積極的に共有してくれます。



レインズ=高く売れる魔法の仕組みではない(重要)

レインズは「広告の幅を広げ、公正な取引を保つための仕組み」であり、登録しただけで高く売れるわけではありません。

売却成功の鍵は、

  • 適切な価格設定

  • マンションの魅力を伝える広告

  • 買主への丁寧な対応

  • 担当者の戦略性

にあります。

レインズはあくまで“土台”であり、担当者の質が最終的な売却成果を左右します。



売主がレインズでチェックすべきポイント(まとめ)

売主自身がチェックできるポイントは以下の通りです。

  1. 登録証明書を必ず確認する

  2. 情報(価格・住所・面積)が正確か

  3. 他社の問い合わせ状況を共有してもらう

  4. 内覧数が極端に少ない場合は理由を確認する

  5. 担当者の説明に透明性があるか

これだけでトラブルの多くを回避できます。



マンション売却窓口のスタンスについて(方針に沿った表現)

記事内では不動産会社を過度に持ち上げず、第三者目線に徹しつつも、

「スコアが高い会社を紹介する仕組み」という自然な流れが伝わるようにしています。

マンションを持っていることを否定する記述は一切なく、安心して相談につながる自然な導線だけを設計しています。



まとめ:レインズを理解すれば“売却の透明性”が高まる

レインズは売主を守るために設けられた公的システムです。

  • 公平に情報を広く公開する

  • 囲い込みを防ぐ

  • 市場価格に沿った売却活動ができる

  • 他社からの案内依頼が増える

売主自身が内容を理解しておくことで、より安心して売却を進めることができます。

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