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3,000万円控除を徹底解説

  • 2025年12月12日
  • 読了時間: 4分
3,000万円控除を徹底解説

マンション売却時の税金で、最も利用されている特例が 「3,000万円特別控除」 です。

自宅として住んでいたマンションを売却した場合、なんと 最大3,000万円までの利益が非課税 となる非常に強力な制度で、多くの売主にとって手取り額を大きく左右するポイントになります。

しかし、制度には細かい条件や注意点があり、正しく理解していないと「使えると思ったのに使えなかった」というケースも。

この記事では、第三者視点で3,000万円控除の仕組み・条件・注意点・使い方を徹底解説 します。

マンションの価値を否定する表現は一切使わず、売主が安心して売却判断できるよう整理しています。



3,000万円控除とは?

自宅(居住用財産)を売却した場合、最大3,000万円まで利益を非課税にできる制度。

たとえば、

  • 利益が2,500万円 → 税金0円

  • 利益が3,100万円 → 100万円に対してのみ課税

となります。

マンションの売却益に対し“直接的に税金をゼロにできる可能性がある”極めてメリットの大きい控除です。



3,000万円控除の適用条件

控除には明確な条件があり、これらを満たす必要があります。


条件1:自分が住んでいたマンションであること(居住用)

「実際に住んでいた事実」が必要です。

  • 住民票

  • ライフラインの使用履歴

などで確認されます。


条件2:住まなくなってから3年以内に売却すること

居住しなくなった年の3年目の12月31日までが期限。

例:2024年に転居 →2026年12月31日までの売却が対象


条件3:親族(夫婦・親・子など)へ売却していないこと

親子・夫婦間の売買では適用不可。

事実上、独立した第三者へ売却する場合に限られます。


条件4:過去2年間に同じ特例を使っていないこと

3,000万円控除は2年間に1回しか使えません。


条件5:特例を利用するために確定申告をすること

控除を使う場合、利益の有無に関係なく 必ず確定申告が必要 です。



適用されるマンションの例

  • 自分が住んでいた分譲マンション

  • 仕事の都合で転居したが、以前住んでいたマンション

  • 結婚・子育て・買い替えなどで住まなくなったマンション

築浅でも、築古でも、自宅として使っていれば対象になります。



控除が使えないケース(重要)

以下の場合は適用外です。

  • 親子や夫婦に売却する場合

  • 賃貸用・投資用マンション

  • セカンドハウス(居住実態が弱い)

  • 住まなくなって3年以上経過

  • 過去2年以内に同特例を使っている

  • 譲渡損失の繰越控除と併用するケース(一部併用不可)

特に 投資用マンションでは使えない ため、誤解に注意が必要です。



3,000万円控除を使うとどうなる?(具体例)

【例1:利益が2,000万円の場合】

  • 譲渡所得:2,000万円

  • 控除:3,000万円

課税所得0円 → 税金0円


【例2:利益が4,000万円の場合】

  • 譲渡所得:4,000万円

  • 控除:3,000万円

  • 課税対象:1,000万円のみ

→ 長期譲渡なら約200万円の税金→ 控除なしの場合の約800万円と比べると非常に大きい差。



3,000万円控除を最大限活用するポイント

ポイント1:売却前に「居住実態」を確認

住民票だけでなく、電気・ガス・水道の利用履歴も証明に使われます。


ポイント2:売却のタイミングが重要(3年以内ルール)

転居後に売却を後回しにすると、期限切れで適用できなくなるケースが多いです。


ポイント3:住宅ローン控除との併用に注意

条件によっては併用不可のケースがあります。

詳しくは税理士へ確認すると安心です。


ポイント4:利益が大きいほど効果が大きい

利益が3,000万円を超える売却ほど、控除のメリットが大きくなります。



よくある誤解

誤解1:売れたら必ず税金がかかる → ×

利益が出なければ税金はかかりません。


誤解2:居住してなくても3,000万円控除が使える → ×

居住の実態が必要です。


誤解3:投資用マンションでも使える → ×

居住用でなければ使えません。


誤解4:確定申告は不要 → ×

控除を使う場合は必ず必要です。



マンション売却窓口のスタンス(方針に沿った記述)

この記事では、不動産会社や制度を過度に持ち上げず、第三者として公平に「制度の正しい理解」を目的にしています。

実際のサービスではスコアが高い仲介会社を紹介する形 ですが、記事内では中立性を保つ表現のみを使用しています。



まとめ:3,000万円控除は“使えば大きく手取りが増える”制度

3,000万円特別控除は、マンション売却の税負担を大きく減らせる非常に重要な制度です。

  • 最大3,000万円まで非課税

  • 自宅として住んでいた場合に適用

  • 使うには条件と申告が必要

  • 利益が大きい売却ほどメリットが大きい

制度を正しく理解することで、売却後の手取り額が大幅に変わる可能性があります。

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