マンション価格と地価の関係
- 2025年12月16日
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マンションの売却価格は、建物の築年数や間取りだけで決まるものではありません。実は、その土台となる「地価」が価格形成に大きく影響しています。ここでは、マンション価格と地価がどのように関係しているのかをわかりやすく解説します。
マンション価格は「土地+建物」で成り立っている
マンション価格は、土地の価値と建物の価値を合算して考えられます。建物は築年数とともに価値が下がる一方、土地は立地条件によっては価値が維持され、場合によっては上昇することもあります。
そのため、地価が高いエリアのマンションは、築年数が経過しても価格が下がりにくい傾向があります。
地価が高いエリアほど価格の下支えが強い
都心部や駅近エリアなど、地価が高い場所では土地の希少性が強く、需要が安定しています。建物の評価が下がっても、土地部分の価値が価格を支えるため、中古マンションでも高値が維持されやすくなります。
地価上昇がマンション価格に与える影響
地価が上がると中古マンションも評価されやすい
地価が上昇すると、新築マンションの価格も引き上げられます。その結果、新築と比較して割安感のある中古マンションに需要が集まり、中古価格も上昇しやすくなります。
再開発やインフラ整備が地価を押し上げる
駅前再開発や新路線の開通、商業施設の整備などは地価上昇の代表的な要因です。こうした動きがあるエリアでは、将来性が評価され、マンション価格も連動して上昇しやすくなります。
地価が下がりにくいエリアの特徴
交通利便性が高い
複数路線が利用できる、主要駅へのアクセスが良いエリアは、地価が安定しやすい傾向があります。交通の利便性は長期的に変わりにくく、マンション価格の安定要因となります。
生活利便性と需要の厚みがある
商業施設、医療機関、教育環境が整っているエリアは、幅広い層から需要があります。需要が厚いエリアは地価が下がりにくく、マンション価格も安定します。
地価が低いエリアでも価格が維持されるケース
供給が少ない場合
地価が比較的低くても、新築供給が少ないエリアでは中古マンションに需要が集中し、価格が維持されることがあります。
地域内で評価される立地にある
同じエリア内でも、駅近や中心部など条件の良い立地にあるマンションは、地価の影響を受けにくく、価格が安定しやすい傾向があります。
売却時に意識したいポイント
地価の動きを把握した上で売却判断をする
地価が上昇局面にある場合は、将来的な価格上昇を見込んで売却時期を検討する余地があります。一方、地価が横ばい・下落傾向の場合は、早めの売却が有利になるケースもあります。
「建物」より「立地」を正しく伝える
築年数や設備に目が向きがちですが、売却時には土地価値、エリアの将来性、地価の安定性を伝えることが、買主の安心感につながります。
まとめ
マンション価格は土地と建物の価値で構成される
地価が高いエリアは価格が下がりにくい
地価上昇は中古マンション価格にも波及する
再開発や交通整備は地価と価格を押し上げる
売却時は地価の動向を踏まえた判断が重要
マンション売却では、建物だけでなく「土地の価値」を理解し、正しく伝えることが価格を左右する重要なポイントになります。
